飲んだくれ親父の脳脊髄液減少症克服日記

30代後半で脳脊髄液減少症になった親父による発症から治療・完治までの記録。保存的治療による改善経過を中心に記載。

【発症11日目】〜脳神経外科受診〜

 頭痛の症状はあるものの、比較的穏やかな状態が続く。たまたま終日平日に休みがとれたので、朝から近くの脳神経外科を受診。

 診察では午前中いっぱいかけて、MRIとMRAを撮る。はじめてのMRI。寝た状態で10分ほどとのことだが、とにかく音がうるさい。もちろん耳当てのようなものをしてくれるが、頭の横で道路工事が行われているような音。検査後、医師からは「特段、くも膜下などの異常はみられないが、硬膜が普通の人より厚くなっているのが少し気にかかる。これから紹介状を書くので、別の病院でも診察をしてもらうように」との指示。昼食を軽く取った後、先日訪問した大学病院へ。

 紹介状を書いてくれたこともあり、診察はスムーズに。脳神経外科の先生が午前中に撮ったMRIの画像を見るが、やはり現時点ではよくわからないとの回答。ただ、「硬膜が厚いのが気になるので、一ヶ月後に再度検査を受けるようにしてください」とのこと。この時点では、まだ自身の症状について全く分からない状況であった。