飲んだくれ親父の脳脊髄液減少症克服日記

30代後半で脳脊髄液減少症になった親父による発症から治療・完治までの記録。保存的治療による改善経過を中心に記載。

入院から退院まで

【入院22日目】〜退院が正式決定〜

朝から回診。 翌日が退院ということが正式に決まる! 薬は2ヶ月程度漢方薬を飲むことになるが、酒も風呂も可能ということで、激しい運動をのぞけば元の生活に戻れるようだ。医師より「これまでみてきた患者の中でも、かなりよい回復状況ですよ」と太鼓判を…

【入院21日目】〜入院後はじめての散歩〜

起床後、昨日の疲れがまだとれていない感覚。 頭痛というほどでもないが、頭が曇ったような感覚になる。水分を多めにとってしばらくすると症状も治まる。 午前中は、昨日の一時帰宅の疲れもあってか、うとうとしながらゆっくりしていると体調も戻ったようで…

【入院20日目】〜一時退院二日目〜

一時退院二日目。 妻と子供達との久しぶりの朝食。妻と子供達を仕事と学校に送り出した後、洗濯物を干す。家にいると少しでも早く元の生活に戻りたいという思いが強くなる。その後は本を読んだり映画をみたりしてゆったり過ごす。 午後、病院に戻るまでの間…

【入院19日目】〜一時退院〜

待ちに待った一時退院。 朝から、義母に迎えにきてもらい、病院を出る。 懐かしい町並み、久しぶりの自宅。今まで当たり前と思っていた風景が本当にありがたいものに見える。道行く人や犬、木々や花々などの動植物だけでなく、車や家でさえもいとおしくなる…

【入院18日目】〜入院後はじめての外出〜

翌日が一時退院ということもあり、朝から2時間半ほど座って過ごす。 また、午後には5分ほど外に出て、病院近くのコンビニとドラッグストアに買い物に行く。 入院以来はじめての外出! 少しでも外の空気をすって体を慣らしたいという思い。 2週間以上、ク…

【入院15〜17日目】〜点滴減少〜

2日の夜をもって、2週間にわたる1日4回の点滴を終え、起床時のみの2回の点滴になる。2週間もたつと点滴のチューブは体の一部のようにもなるが、それでもトイレに行ったり、寝返りをうつ時など邪魔で仕方ない。夜だけでも点滴が外れるとかなり楽になる。…

【入院14日目】〜復帰時期が見える〜

朝の回診時に再度医師と相談。 退院を9月10日、その前に生活強度を上げて体を慣らすために一時退院を6日〜7日にかけて行うことになる。また職場復帰は16日。その前日は半日程度なら職場に顔を出してもかまわないとの医師からの言葉。 この日は少し話…

【入院13日目】〜頭部MRI検査〜

朝から頭部のMRI検査。造影剤を入れる前と入れた後の2回MRIを撮る。症状もかなり改善していたので、もしかしたら、硬膜もかなり元に戻っているのではないか、と期待していた。 しかし、検査結果をみた医師から「画像を見たが、前回が10とすると9か8くら…

【入院10〜12日目】〜頭痛消失〜

頭痛の症状は全くでず。ただただ安静にして過ごす。

【入院8〜9日目】〜台風襲来〜

台風が再度近づいていることもあってか朝から低気圧。起床時、うっすらと頭痛がする。(10段階で2くらい)やはり、低気圧と頭痛は関係しているものと実感する。 ただ、これまでの頭痛ほどひどいわけではなく、安静にして過ごす。翌朝は、頭痛の症状が少し…

【入院6〜7日目】〜頭痛が治まる〜

昨日の頭痛がまるでなかったかのように、昨夕受けたMRI検査以降、翌朝もその翌日も頭痛の症状はなし。ただ、とにかく安静に過ごす。 この病気に関する権威である篠永正道先生の本では「発症して間もない時、おおむね三ヶ月以内では、多くの例で臥床安静で漏…

【入院5日目】〜強度の頭痛再来〜

この日は、朝から台風が関東に接近しており天候が悪いためかどうかは分からないが、かなり激しい頭痛。立ってトイレに行くのもやっとという状態。(10段階で7くらい) 終日横になっているが、それでも頭痛は治まらない。 夕方、脊髄のMRI検査を受ける。こ…

【入院2〜4日目】〜軽微な頭痛〜

入院後、台風が近づいてきており、天気も悪いせいか、うっすらと頭痛が生じる。特に、22日(月)は朝起きた時点で天気が悪いと分かるくらいの頭痛が生じる。確かに、先週から症状は治まっていたが、決して治っているわけではなさそうだ。

【入院1日目】〜入院生活〜

翌朝、脳神経内科の専門医の診断を受ける。妻も診断結果を聞きたいということで急遽仕事を休んで一緒に病院へ。 「選択肢はありません。今日から3週間程度、入院してください。脳脊髄液減少症です。とにかく入院中は食事とトイレ以外は寝て安静に過ごすこと…