飲んだくれ親父の脳脊髄液減少症克服日記

30代後半で脳脊髄液減少症になった親父による発症から治療・完治までの記録。保存的治療による改善経過を中心に記載。

【退院2日目】〜職場への往復〜

 昨日は疲れていたせいか、ぐっすり眠る。朝8時半とゆっくり目の起床。

 

 今日は木曜日からの職場復帰に備え、昨日妻が買ってきてくれたお礼の品をもって職場に向かう。荷物はなるべく重いものを持つのを避けるため、妻に持ってもらう。

 

 自宅から駅まで約10分。そこから電車で1時間。歩く時間は往復30分程度で、日曜日ということもあり、電車もすいており、座りながらゆっくりいけるだろうと思い、職場行きを決める。この段階で、一度電車で往復しておけば、職場復帰への自信にもなるだろうという思いもあった。

 

 幸い、頭痛も生じることなく職場への往復を済ませる。机の上は不在中にたまった書類が多数。戻るときにどういったことをすればよいかのイメージが少し湧いてきた。

 

 帰宅後は昼食を済ませ、座りながらゆったり過ごす。7時間を超えた段階でも頭痛はなかったが、無理をするのを避け、横になって過ごす。

 

 1時間半ほど経ってから、妻と一緒に夕方の散歩へ。少し雨模様のため傘をもって出る。長い入院生活を経ると、雨のにおいもまた懐かしく、心地よい。自宅近くのなるべく自然の多いところを中心に1時間ほどかけてゆっくり歩く。

 

 今日は職場へも往復し、朝から7時間頭痛のない状態。また、1時間もあるけるようになったということで、妻に「これだったら、明日からでも復帰できるかも。」と話していたが、そう甘くはなかった。。。

 

 帰宅後も入浴時や夕食まで頭痛がなかったが、夕食を食べた後あたりで少し頭痛が気になり始める。頭の上のあたりがきりきりとする。しばらくすると症状も治まるため、テレビをみたり、水分を多めにとったりして、気を紛らわせていたが、途中からその症状が続くようになってくる。夕方に立ち上がってから4時間くらいは起きていたかったが、少し症状が強くなってきたので、念を押して横になると症状が緩和する。そのまま眠ろうとするが、先ほどの痛みが残った感じがして中々寝付けない。

 

 結局2時間ほど経ってようやく眠りにつく。

 今日は午前中7時間、夕方から3時間半の計10時間半の起きた生活。

 最後は久しぶりに頭痛が出てきた。就寝中に最も髄液が生産されるというが、長時間起きていると髄液の量が減ってくるのだろうか。本やブログでも、髄液の量が落ち着くまでには数週間から2〜3ヶ月ほどかかるようだ。まだまだ無理は出来ない証拠。ただ、起きている時間は確実に増えてきている。あせらずに治していくしかない。