飲んだくれ親父の脳脊髄液減少症克服日記

30代後半で脳脊髄液減少症になった親父による発症から治療・完治までの記録。保存的治療による改善経過を中心に記載。

【発症3日目】〜黒い文字が黄緑色に見える〜

 朝5時に起床。昨夜に比べ、比較的頭痛は治まった状態。

 ホテルから空港に車で向かい、9時前に第2の訪問都市へ向け出発。頭痛がこの2日ほど続いていたこと、これ以降の日程は医療状況も悪くなることが想定されたため、飛行機に乗ることはかなり心配であったが、頭痛は軽微なままで4時間ほどかけて目的地に到着。

 空港から市内へ移動中、「これ以上頭痛がひどくなったら、どうしよう」という不安を抱えながら、車窓を彩る見慣れない町を眺める。

 ホテルでチェックアウトを済ませ、会議を終えた後、車で夕食会場に向かう。

 ところが・・・、西日の強い夕刻の町を走る車の中で、書類に目を通したところ、文字の黒い部分が半分ほど黄緑色に光って見える。今まで体験したことのない症状。。さすがに「ちょっとこれはやばいのではないか」と思い、目を一分ほど閉じると少し症状が落ち着く。その後も「このまま病院に行くべきか」ということが頭をよぎるが、「ここまで来たら行くところまで行くしかない」と思い直す。

 夕食は酒を控えめにするが、酒を飲むと症状が和らぐ気がする。ビールとワイン、ブランデーを一口づついただく。